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作成日:2020年10月19日17:32, 更新日:2020年11月28日15:52

ドローンを飛行させる時のワークフロー

ドローンを飛ばす際にやるべき事は結構多いです。
少しでも手際よくやれるように、ドローンを飛ばす際に付随する作業の流れについてまとめてみました。
実際には、空撮の場合、会社やクライアントへの報告があったり、農薬散布の場合、農薬の準備・洗浄があったりで、人によっては合わないところもあると思いますので、参考程度に見てください。

飛行日前日までにやること

飛行予定経路の確認・地権者からの許可の取得

ドローンを飛行させる際は、国土交通省の許可承認以外にも地権者や自治体、河川事務所など、その土地を管理する個人や団体の許可が必要です。事前に飛行させる場所を確認して、必要な許可を取得しましょう。
場所によっては多摩川のように、基本的に飛行できない場所もありますので、早めに調べておきましょう。
参考:京浜河川事務所管内における無人航空機の飛行について

持ち物確認

忘れ物がないように、前日のうちにきちんと準備する物を確認しておきましょう。代表的な物を以下に列挙してみました。

<書類>

<作業着・機材>

バッテリーの充電

飛行させる前日に充電することをお勧めします。産業用ドローンなど、バッテリー容量が大きい物は、バランス充電だとなかなか充電が終わらないことがあります。バッテリーの事故はかなり多いようなので、メーカーからの注意事項をしっかり守りましょう。
充電している間は、事故が起きても対処できるように、近所にいるようにしましょう。

飛行情報共有機能(FISS)への登録

飛行情報共有機能(FISS)は国土交通省が管理しているドローン情報基盤システム(DIPS)の一つの機能です。無人航空機を飛行させる際に、国土交通省の許可・承認が必要な飛行を行う場合は、飛行前にFISSに飛行計画を登録することが義務化されています。きちんと入力しておくと、航空機がそばを通る際に注意喚起のメールが届きます。

飛行当日:離陸前にやること

天気予報確認

風が強かったり雨が降りそうな時は、早めに中止にしましょう。無理をして事故を起こすことが無いようにしましょう。

現場周囲・飛行経路確認

離発着場所や飛行経路に危険なものがないかしっかり確認しましょう。その際に風速や風向きと、できれば電波状態についてもチェックしておきましょう。
風速計は安い物だと通販サイトで約2千円で購入可能です。
電波チェッカーは約5万円と、ちょっと高価です。

ドローン組立・機体確認

飛行前の点検を行ってください。(飛行マニュアル参照)
ドローンを飛行できる状態に組み立てたら、バッテリー電圧や配線の接続等を確認しましょう。 ドローンによってはバッテリーのセル毎の電圧を確認する機能が付いていますが、無い場合は、バッテリーチェッカーを使ってセル毎の電圧を確認しましょう。
バッテリーチェッカーは通販サイトで約2千円で購入可能です。

保険アプリON

SORAPASSに加入している人は飛ばす直前にアプリを飛行状態にセットしましょう。

電源ON・時計確認

必ずドローン本体よりも先にプロポの電源をONにしましょう。プロポ⇒ドローン本体の順に電源を入れて離陸準備が整ったら、時計を確認して離陸しましょう。プロポで時間計測ができる場合は、その機能を使うと便利です。

飛行当日:着陸後すぐにやること

電源を切る

必ずドローン本体の電源をOFFにしてからプロポの電源を切りましょう。プロポの電源を先に切ってしまうと、万が一ドローンが再起動してしまった場合に何もできなくなります。
電源OFF後にバッテリーを抜いて、電圧チェックができる場合はその場でチェックしましょう。

保険アプリOFF

SORAPASSに加入している場合は、着陸したことをアプリに入力しましょう。

飛行時間の記録

後で飛行実績を提出する必要があるので、離陸した時の時間と着陸した時の時間を記録しておきましょう。

機体確認・撤収

飛行後の点検を行ってください。(飛行マニュアル参照)
機体の一部が損傷していたりするかもしれません。しっかり確認しておきましょう。もし事故が起きたのであれば、DIPSから事故の報告をしましょう。特に問題なければ、きちんと片付けて撤収しましょう。

飛行後にやること

バッテリーの管理

バッテリーは保管に適した電圧になっていることを確認して保管しましょう。

機体の点検・整備と記録

飛行前と飛行後の点検・整備の他に、20時間の飛行毎にも点検・整備が必要です。
この点検・整備については「無人航空機の点検・整備記録」を作成し、電子データまたは、書面で保管する必要があります。
専門家による点検・整備については、ドローンメーカーが推奨する時期があれば、その時期に行いましょう。特に推奨がない場合は、運航100時間または1年を目安にされているところが多いです。

飛行実績の管理・報告

飛行当日に記録したメモ等を元に、飛行実績を記録し、3ヶ月毎にきちんと報告書を提出しましょう。
Drone Flight Logを使うと簡単ですよ!




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